最初のステップはねぎらい肯定することから
鏡をみては、ため息がでてしまっているあなた。
さすがに40代、50代のお肌を20代に戻すのは少し無理があるかもしれません。
でも、諦めないで!
老化肌の原因を知って、毎日、丁寧にお手入れすれば、急な坂道を緩やかな下り坂にすることはいくらでも可能です。
まず、鏡を見て、毎日、否定的な言葉を投げかけるのを止めましょう。
私たちのお肌の細胞も1つ1つが生きた細胞です。
毎日、否定され続けたら、やる気をなくして、枯れていきます。
誉めて育てろ!です。
長年、外気にさらされ、頑張ってきたお肌を労ってあげましょう。
そして、優しく、適切なケアをしましょう。
風ら花のフェイシャルトリートメントでも、このほうれい線がダメ!
このシミがダメ!
消えろ!消えろ!とやっつけるような、否定的な感情を持って、施術はしません。
頑張ってきたんだね。お疲れ様。
という気持ちで施術をすると、仕上がりが全然違います。
誉めると、肌細胞が嬉しそうに輝きます。
嘘みたいですけど、本当にそう感じます。
テクニックは当然、大切ですが、実はどういうあり方でお肌と向き合うかって想像以上に大切なのですよ。
その上で正しい、自分に合ったお手入れをしていきましょう。
お肌のお悩みベスト5とその原因
あなたのお肌のお悩みは何ですか?
30代から50代のお肌のお悩みベスト5
1位 しみ
2位 しわ
3位 ハリ、弾力
4位 くすみ
5位 毛穴の開き
あなたのお悩みはこの中にありますか?
そして、これらのお肌のお悩みが起こってしまう、原因は何だと思いますか?
その原因は3つあります。
(2019年12月13日現在の最新情報)
1、酸化
2、糖化
3、カルボニル化
この3つの原因をストップできれば、お肌の老化対策になります。
あなたはこの3つの原因、全てに対策できていますか?
酸化だけ。
糖化だけ。
カルボニル化だけ。
では、効果がちょっと弱いです。
3つ、同時にケアすることが大切です。
お化粧品は、この3つを同時に対応できるものがよいですね。
それでは、3つの原因のメカニズムをご紹介していきましょう。
しわ、たるみの原因、酸化と対策
分かりやすく言うと「からだのサビ」です。
人は酸素を呼吸によって体内に取り入れています。
酸素は血液にのって、各細胞に届けられます。
酸素は細胞が生きていくためには必要不可欠ですね。
取り入れた酸素を全部使い切るわけではありません。
ここで使い切らずに体内に残った酸素が「活性酸素」に変化します。
この活性酸素は本来、体内の微生物をやっつけて、免疫に役立つものです。
問題は、この活性酸素が、増えすぎて、お肌の弾力に必要な「コラーゲン」「エラスチン」「ヒアルロン酸」などの、正常な細胞まで、攻撃してしまうことです。
これが、しわ、たるみを引き起こします。
活性酸素が増えすぎる原因は
・ストレス
・紫外線
・タバコ
・食べ物
・睡眠不足
などです。
対策としては
◆ストレスをため込みすぎないこと
アロマテラピーの得意分野です。
一番、簡単な使い方は好きな香りをかぐことです。
◆過剰な紫外線を浴びるのを避けましょう。
◆禁煙
◆規則正しいバランスの取れた食事
◆12時前睡眠の熟睡
これはどれも大切ですので
あなたの日常生活で思い当たることがあれば、気を付けてみてくださいね。
身体の健康にとっても重要です。
弾力低下と、くすみの原因、糖化と対策
簡単に言うと「からだのコゲ」です。
糖化とは体内で余った糖質とたんぱく質がくっついて、お肌などにダメージを与えることです。
コラーゲンやエラスチンを劣化させると弾力低下でお肌をたるませます。
そこに、熱が加わると、お肌を焦がして、黄色く、くすませたりします。
糖質が余る原因は、糖分のとり過ぎの他には新陳代謝の低下です。
対策としては
◆急激に血糖値を上げる食べ物を食べすぎない。
・チョコレート、ホットケーキ、ドーナツ、キャンディなどは血糖値を急激にあげます。
・ご飯は白米は玄米よりも急激に血糖値をあげます。
(ただし、玄米は胃腸の弱い方は負担が多いので、五分つきや七分つきくらいがよいです。)
◆適度な運動をする
・急激はハードな運動ではなく、お散歩でもよいですし、ストレッチなどでもよいです。
◆代謝を上げる精油で全身アロマトリートメント
・オレンジ・スィート、ジュニパー、フランキンセンスなどがお勧め。
ご自身で全身を行うのは難しいので、手や足だけでもよいです。
植物油10mlに精油を合計2滴入れると1%濃度のブレンドになります。
最初は低い濃度から始めましょう。
このブレンドを足に塗布して、さするだけでもよいですね。
アロマトリートメントサロンなどで受ける場合は、定期的に月1回を継続されるのが効果的です。
黄ぐすみの原因、カルボニル化と対策
紫外線のダメージで脂質が酸化して体内のたんぱく質とくっつくと、コラーゲンやエラスチンを黄色くしてしまう。これが黄ぐすみです。
若い頃はお肌が白く透明感があったのに、最近、黄色く、くすんでみえる。
それは黄ぐすみです!
以前は黄ぐすみの原因は糖化と言われていましたが、最新の情報ではカルボニル化も原因と言われています。
糖化よりも、カルボニル化の方が毒性が強く、お肌を黄色くさせる働きが強いようです。
カルボニル化を予防するには
◆揚げ物ばかりで油分を必要以上にとり過ぎない。
◆スナック菓子などのジャンクフードを食べ過ぎない。
お菓子は結構、油が多いです。
◆お料理で使う油は新鮮で良質なものを使う。
(ごま油、米油、オリーブ油、アマニ油など、バランスよく)
・古い油や使ってはいけません。
・オメガ3とオメガ6の油をバランスよくとる。
アマニ油は熱に弱いので、サラダなどにそのままかけて使用しましょう。
酸化も早いのでできるだけ早く使い切りましょう。
◆紫外線からお肌を守る
1年中、紫外線はあります。
外に出るときは特に日焼け予防をしましょう。
外からのケアは化粧品選び
ここまで、内側からのケアについてお伝えしてきました。
それと同時に外からのお肌のお手入れも、とても大切です。
内側からだけでは、変化がゆっくりです。
それだと、挫折してしまいませんか?
本当にこの努力は効果があるのかな?と。
また、外側からだけだと、効果は比較的、早く、分かりやすいかもしれません。
でも、内側からも変えていかないと、またすぐに元に戻ってしまうかもしれません。
イタチゴッコになってしまいますね。
内側から外側からの両方が大切なのです。
そして、外側からのケアで大切なのは、お化粧品選びです。
(もちろん、そのお化粧品に合った、適切な使い方も大切ですよ。)
あなたが使っているお化粧品は「酸化」「糖化」「カルボニル化」に効果的ですか?
この3つに対応できる化粧品だとよいですね。
ここからは、まだ私とお会いしたことが無い方にとっては、少し、宣伝?と感じられてしまうかもしれません。
ご興味がない方は読み飛ばしてください。
私が公私ともに15年以上、愛してやまない植物療法の化粧品「バイオラブ」の話になります。
「バイオラブ化粧品」は今まで販売していたクリームを廃盤にして、「抗酸化」「抗糖化」「抗カルボニル化」に対応するクリーム(クレムブリアンテ)を12月上旬に新発売しました。
使った瞬間、使用感がとても心地よくて、お客様も笑顔になります。
ホホを手で触ると吸い付く感じと柔らかな肌感覚になります。
お客様にトリートメントで使用させて頂いた、仕上がりは「ブリアンテ」という名前の通りお肌がきらめいているように見えます。
その理由は「抗酸化」「抗糖化」「抗カルボニル化」のために植物エキスと精油が相乗効果を出すような相性の良い組み合わせで配合されているからです。
配合されている植物エキスと精油は以下の通りになります。
お化粧品を選ばれる際の参考にしてみてください。
◆抗酸化の植物エキス
・ローズマリー
・スギナ
・ポップ
など
◆抗糖化の植物エキス
・モモ果実
・ローマンカモミール
など
◆抗カルボニル化の植物エキス
・アルペンローズ
◆配合精油
優しく、上品な香りの精油も入っています。
・ノバラ
通常の精油ローズよりも採油量が少ないので、とっても貴重です。
・イランイラン
・ラベンダー
・パルマローザ
植物化粧品に大切なことは、お肌のトラブルによい成分を何でもかんでも入れればよいわけではないのです。
これは、私自身、長年、精油をお客様のためにブレントしてきて、とても実感しています。
数うちゃ当たるではないのです。
その組み合わせ、植物同士の相性がとても大切。
人間同士の相性と同じです。
一緒にいるとパワーアップする関係。
1+1が2ではなく3にも4にもなるように植物を組み回せるのが大切なのです。
バイオラブ化粧品は植物療法学に基づいて、慎重に植物選びをしています。
風ら花のトリートメントで使用しております。
サシェも差し上げてますので、ご希望の方はお知らせくださいね。
ホームケアで気をつけること
◆クレンジングを適切な仕方で行う
クレンジングはお手入れの中でもとっても大切です。
高価な化粧水や美容液、クリームを使用しても、クレンジングがしっかりできていないと、効果が半減してしまい、もったいないです。
ご自身の皮脂は適度に残し、汚れはしっかりと取り除きましょう。
ミルククレンジングがお勧めです。
◆角質のケア
皮膚表面の角質がカサカサ、ゴワゴワ厚くなっている場合はたまにゴマージュで取り除きましょう。
◆あなたのお肌に合ったお手入れをする
・あなたのお肌は水分が足りないですか?
化粧水をたっぷりとつけましょう。
たまにローションパックをしましょう。
・油分が足りないですか?
クリームも忘れずに!
面倒で化粧水をパッパとつけて終わりにしていませんか?
水分だけでなく、クリームも必要ですよ。
たまにクリームパックもしましょう。
◆古いお化粧品は使わない
酸化防止剤が入っていない、古いお化粧品は酸化してしまっている恐れがあります。
せっかく、よいお化粧品でも品質が劣化していると、お肌の老化を早める恐れがあります。
◆適量を使用する
とても効果的なよいお化粧品でもたまに、もったいないからと、必要量よりも少なく使っていらっしゃり、効果がでていない場合があります。
使用されているお化粧品の適量を販売員さんに確認して、使用しましょう。
まとめ
お肌のケアはまず、否定はやめて、ねぎらうことから。
その上で、老化肌の原因、酸化、糖化、カルボニル化の3つ同時にケアすること。
対策は内面美容と外面美容、両方からが必要です。
内面から気を付けることは「食事」「睡眠」「運動」
外からのケアは紫外線予防と「酸化」「糖化」「カルボニル化」をケアできる化粧品を使うこと。
そして、あなたに合った適切なお手入れをしましょう。
ぜひ、今日からまず、簡単にできること1つやってみましょう。
できたら、また1つと増やしていきましょう。
やると、やらないとでは、5年、10年後、あなたの未来が全然、変わってくると思います。
やらなければ、そのまま、下降線。
やれば、緩やかに素敵な年の重ね方ができるのではないでしょうか。
私も目指してますので、ご一緒しましょうね。