ユーカリ・レモン精油の効能と使い方|蚊よけと肩こり・腰痛などの炎症ケアに役立つ精油


ユーカリ・レモンの木と細長い葉の様子

横浜アロマスクール【風ら花】がお届けする精油辞典シリーズ。

今回は、肩こり、腰痛、関節痛などの炎症性の痛みに悩むとき、そして蚊の対策に欠かせない、ユーカリ・レモン精油をご紹介いたします。

デスクワークが続いて、肩や背中がガチガチに固まって重苦しい。

立ち上がった瞬間や階段の上り下りで、腰や膝の関節にズキッとした痛みを感じる。

あいたた……と思わず口に出てしまうような、体の炎症に悩まされているときには「ユーカリ・レモン」がおすすめです。

また、外出時や庭仕事や畑仕事など、蚊に刺されそうなとき。

市販の薬を頻繁に使うのに抵抗があるので、天然の力でしっかり蚊を遠ざけたい。

そんなときにもユーカリ・レモン精油が役立ちます。

特有の成分シトロネラールが、肩こり・腰痛・関節痛などの炎症を鎮めます。

また、蚊が嫌う香りでもあるため、自然に遠ざける効果も期待できます。

この記事では、ユーカリ・レモン精油の具体的な作用や使い方、注意点まで詳しくお伝えいたします。

精油プロフィール

  • 学名:Eucalyptus citriodora(=Corymbia citriodora)
  • 科名:フトモモ科
  • 抽出部位:葉
  • 抽出方法:水蒸気蒸留法
  • 主な産地:マダガスカル、ブラジル、中国など

植物としての特徴

ユーカリ・レモンはフトモモ科の常緑高木で、ユーカリの中でも特にレモン様の香りを持つ種類です。

細長い葉からは爽やかな香りが放たれ、虫が嫌う成分を多く含んでいることが特徴です。

成長が早く、生命力が強い植物として知られ、自然界では外敵から身を守るための力をしっかりと備えています。

この葉から水蒸気蒸留によって抽出されるのがユーカリ・レモン精油です。

歴史や文化背景

ユーカリはオーストラリアの先住民アボリジニによって古くから利用されてきた植物です。

その中でもユーカリ・レモンは、特に虫よけや外用として活用されてきました。

近年では、その主成分であるシトロネラールの働きにより、天然の虫よけ成分として世界的に注目されています。

化学的な虫よけが苦手な方にとって、植物由来の選択肢として広く利用されるようになりました。

香りの特徴

レモンのような爽やかさと、ほんのりグリーン調の軽やかさを持つ香りです。

レモングラスやリトセアと比べると、少し個性的な癖のある香りです。

芳香成分類と主な作用

テルペン系アルデヒド類(シトロネラールなど)

  • 抗炎症作用
  • 鎮痛作用
  • 蚊よけ作用など

ユーカリ・レモン精油の禁忌・注意事項

刺激を感じる場合がありますので、原液での使用は避けて、皮膚に使用する際は、必ず植物油で希釈して使用してください。

敏感肌の方は、事前にパッチテストを行うことをおすすめします。

NARDアロマスクール認定校の講師からのコメント

炎症を抑える働きがすばらしく、肩こり・腰痛・寝違えた首・関節痛など、炎症を伴う痛みにとても役立ちます。

私自身、住宅メーカーのインテリアの仕事をしていた頃からの名残で肩こりに困っていた時期があり、その後もパソコン作業で肩がつらくなるたびに、何度もお世話になっている精油です。

痛みの感覚を和らげる働きのあるペパーミントとブレンドしてよく使います。

お客さまも肩・首・背中のこりがある方が多く、トリートメントでの使用頻度もとても高い精油のひとつです。

香りに特徴があるので、同じ成分類の「レモングラス」や「リトセア」と嗅ぎ比べて、お好みで選んでいただいています。

この記事を書いた人

風ら花主宰 メディカルアロマ講師 石坂桂子

ユーカリ・レモン精油の使い方

ユーカリ・レモン精油は、スプレーやトリートメントオイルとして活用できます。

虫よけや肌ケアに役立つレシピをご紹介します。

風ら花おすすめ処方

肩こり・腰痛ケアオイル(1回分)

  • ユーカリ・レモン 2滴
  • ペパーミント 1滴
  • ホホバ油 5ml

【作り方】

  1. ビーカーに精油を必要滴数入れてブレンドします。
  2. 1.にホホバオイルを入れて混ぜます。

【使い方】

肩や腰に塗布してください。

虫よけアロマスプレー

  • ユーカリ・レモン 5滴
  • レモングラス 3滴
  • 乳化剤 数滴
  • 精製水 20ml

【作り方】

  1. 精油をビーカーに必要滴数入れてブレンドします。
  2. 1.に乳化剤を入れます。
  3. 2.に精製水を入れて混ぜます。
  4. 20mlのスプレー瓶に入れてよく振って混ぜます。

【使い方】

よく振ってから、肌や空間にスプレーしてください。

まとめ

炎症をケアする力が強く、蚊が嫌う香りのため、身にまとっていると蚊が寄りつきにくくなります。

ただし、香りが揮発すると効果がなくなるため、タイミングを見ながら使うのがポイントです。

皮膚刺激があるため、使用濃度やお肌の状態に合わせて加減が必要な精油でもあります。

正しく使いこなすことで、日常でとても頼りになる一本になります。


【同じ成分類の精油】

  • レモングラス
  • リトセア

メディカルアロマをもっと知りたい方へ

精油の心地よい香りを楽しむことで、自律神経やホルモン、免疫の働きにも影響を与え、心と身体のバランスを整える力を持っています。

さらに植物の成分を理解することで、薬を使う一歩手前のケアとして、日々の暮らしの中でとても頼もしい存在になります。

風ら花では、精油を香りとして楽しむ使い方と、成分と作用から理解する「メディカルアロマ」としての使い方の両方から、精油を丸ごと有効活用する方法をお伝えしています。

自己流だと、どうしても判断に迷って、濃度を控えめにしてしまいがち。

疑問をその場で確認しながら学ぶことで、精油の力を安心して引き出せるようになります。

精油が、より深く、あなたの暮らしに応えてくれるようになります。

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