ローレル(月桂樹)精油の効能と使い方|自律神経を整え、勝利に導く精油


月桂樹(ローレル)の黄色い花と緑の葉

横浜アロマスクール【風ら花】がお届けする精油辞典シリーズ。

自信を持ちたいときや、心と身体のバランスを整えたいときに役立つローレル精油をご紹介いたします。

人前で緊張してしまう。
ここぞという場面で自信が持てない。
考えすぎてしまい、思うように行動できない。

そんな時は勝利の象徴でもあるローレル(月桂樹)精油がおすすめです。

ユーカリに似た爽やかさがありながら、ほんのり甘みのある香りのローレルは、呼吸を楽にし、リフレッシュしながらも、緊張をゆるめ、自分の中にある本来の力を引き出してくれる精油です。

呼吸器ケアや感染症予防、リラックスにも役立つ、そんな頼もしい一本です。

精油プロフィール

学名:Laurus nobilis

科名:クスノキ科

抽出部位:葉

抽出方法:水蒸気蒸留法

主な産地:地中海沿岸地域(モロッコ、フランス、スロベニアなど)

植物としての特徴

ローレルはクスノキ科の常緑樹で、地中海沿岸が原産の植物です。

日本では「月桂樹」という名前でも親しまれており、庭木としても広く栽培されています。

光沢のある濃い緑の葉を持ち、乾燥させた葉はハーブとして料理にも使われます。

いわゆる「ローリエ」や「ベイリーフ」と呼ばれるものと同じ植物です。

温暖な気候を好み、丈夫で生命力の強い木として知られています。

この植物の葉から水蒸気蒸留法で抽出したものがローレル精油です。

歴史や文化背景

ローレル(月桂樹)は古代ギリシャ・ローマ時代から「勝利と栄誉の象徴」として大切にされてきた植物です。

オリンピックの勝者や詩人、英雄たちの頭上に月桂冠が飾られたように、ローレルは「栄光・勝利・知恵」を象徴する木として、文化の中に深く根付いてきました。

「月桂冠を戴く(laurel)」という表現が今も称賛の意味で使われているのも、こうした歴史からです。

中世ヨーロッパでは、魔除けや浄化のためにも用いられ、身を守るハーブとして暮らしの中に取り入れられていました。

香りの特徴

爽やかさの中にほんのりと甘さが感じられるので、爽やかすぎず、甘すぎず、とてもバランスのとれた香りです。

気持ちをシャキッと整えながらも、リラックスもできる香りです。

芳香成分類と主な作用(多い順)

酸化物類(1,8-シネオールなど)

  • 去痰作用
  • 免疫調整
  • 抗感染作用(抗ウィルス作用)など

モノテルペン炭化水素類(サビネンなど)

  • うっ滞除去
  • 抗炎症作用など

エステル類(酢酸テルピニルなど)

  • 鎮痙作用
  • リラックス作用など

これらの成分により、自律神経の乱れのケア、風邪予防、呼吸器サポート、心身のバランスを整えるブレンドなどに幅広く役立ちます。

ローレル精油の禁忌・注意事項

比較的安全性が高い精油ですが、アレルギー体質の方はアレルギー反応が出る場合がありますので、敏感肌の方は事前にパッチテストを行うことをおすすめします。

皮膚に使用する場合は植物油などで希釈してご使用ください。

NARDアロマスクール認定校の講師からのコメント

ローレルは、風ら花でとても人気のある精油のひとつです。

ユーカリのようなすっきりした香りがベースでありながら、ほんのりと甘さもある、すっきりしすぎず、甘すぎず、そのバランスのよさが多くの方に受け入れられやすい理由だと思っています。

苦手な香りが多く、受け入れられる香りが少ない方にもおすすめしやすく、風ら花では今まで「苦手です」とおっしゃったお客さまにお会いしたことがありません。

自律神経を整える作用があるので、「なんとなく身体の調子が整わない」「季節の変わり目に気持ちが揺れやすい」というお客さまのブレンドによく取り入れています。

「春らしい調合を作って」というご要望の時にも提案している精油です。

そして、ローレルは古代から「勝利の象徴」とされてきた月桂樹。

試験や面接、プレゼン発表など、何かに挑もうとしている方にも積極的におすすめしている精油です。

この記事を書いた人

風ら花主宰 メディカルアロマ講師 石坂桂子

ローレル精油の使い方

ローレル精油は、芳香浴・スプレー・トリートメントオイルなど幅広く活用できます。

自律神経を整えたいときや、感染症予防、挑戦前の気持ちの準備に、また春の季節のブレンドにもおすすめです。

風ら花おすすめレシピ

挑戦前の気持ちを整えるルームスプレー

  • ローレル 3滴
  • ローズマリー・シネオール 2滴
  • レモン 2滴
  • 乳化剤 数滴
  • 精製水 20ml

【作り方】

  1. 精油をビーカーに必要滴数入れてブレンドします。
  2. 1に乳化剤を入れて混ぜます。
  3. 2に精製水を入れて混ぜます。
  4. 20mlのスプレー瓶に入れてよく振って使います。

【使い方】

よく振ってから、空間にスプレーしてお使いください。

試験や面接、発表前のひとときにおすすめです。

※レモンは光毒性がありますので、日中、お肌につかないようにご使用ください。
1か月くらいで使い切るようにしてください。

自律神経ケアのボディオイル(1回分)

  • ローレル 1滴
  • マジョラム 1滴
  • ラベンダー・アングスティフォリア 1滴
  • ホホバ油 5ml

【作り方】

  1. ビーカーに精油を必要滴数入れてブレンドします。
  2. 1にホホバ油を入れて混ぜます。

【使い方】

就寝前に首・肩・背中など気になる部分に塗布してください。
自律神経が乱れやすい季節の変わり目に特におすすめです。

まとめ

ローレル精油は、自律神経のバランスを整えてくれる精油です。

ユーカリ・ラディアタやラヴィンツァラと同じ主成分なので、感染症予防や免疫を調整する働きもありながら、リラックスもできるとてもバランスの取れた精油です。

香りは爽やかさの中にほんのりとした甘さがあり、初めての方にも取り入れやすいのも魅力のひとつ。

また、古代から「勝利の象徴」とされてきた月桂樹の精油は、何かにチャレンジしたいときにも力になってくれます。

基本的には安全性の高い精油ですが、アレルギー体質の方はパッチテストを行ってから安全にお使いください。


【感染症予防の精油記事】


メディカルアロマをもっと知りたい方へ

精油の心地よい香りを楽しむことで、自律神経やホルモン、免疫の働きにも影響を与え、心と身体のバランスを整える力を持っています。

さらに植物の成分を理解することで、薬を使う一歩手前のケアとして、日々の暮らしの中でとても頼もしい存在になります。

風ら花では、精油を香りとして楽しむ使い方と、成分と作用から理解する「メディカルアロマ」としての使い方の両方から、精油を丸ごと有効活用する方法をお伝えしています。

自己流だと、どうしても判断に迷って、濃度を控えめにしてしまいがち。

疑問をその場で確認しながら学ぶことで、精油の力を安心して引き出せるようになります。

精油が、より深く、あなたの暮らしに応えてくれるようになります。

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