在宅医療(訪問看護)とアロマテラピー


在宅医療やケアの場面をイメージした、手を優しく包み込んで寄り添う様子の写真。支え合いと安心を感じる温かい手の触れ合い。

どのように生き、どのような最期を迎えたいか

突然の問いかけになりますが、あなたは「どう生き、どう最期を迎えたいか」を意識されたことはありますか。

アロマテラピーを通して健康に関わるお仕事をしていると、看護師さんや医療機関の方と接する機会も多く、私自身も“自分の最期をどのように迎えたいか”を時折考えるようになりました。

最期の姿だけでなく、そこへ向かうまでの人生をどう生きるか。

その時間を満足のいくものにするためにも、日々の健康や心のあり方を大切にしたいと感じています。

私がアロマテラピーでできること

私は“植物の力で自然治癒力を引き出すことをお手伝いする”という姿勢を、公私ともに大切にしています。

病気になる前に、できるだけ健康寿命を延ばすためのサポートをすること。

そして、もし病気になってしまったとしても、植物とともに寄り添い、精油を通してできる限りのサポートをすること。

アロマ講師としての経験と知識を、必要としてくださる方にしっかりお伝えしたいと思っています。

在宅医療の講演会に参加して分かったこと

先日のお休みに、横浜青葉区在宅医療連携拠主催の講演会
「どこまでできるの?在宅医療」
に参加してきました。

各専門家のお話

講演では以下の方々が、それぞれの立場から在宅医療の現状と課題についてお話しされました。

  • 青葉区役所福祉センターの職員
  • 在宅医療の医師
  • 歯科医師
  • 薬剤師
  • 訪問看護師

どのお話も心のこもったもので、地域の医療を支える方々の熱意を強く感じました。

2025年問題と在宅医療の必要性

ご存じの方も多いかもしれませんが、
2025年には団塊の世代が一斉に後期高齢者になり、病院のベッド数が不足する可能性があると言われています。

1976年以降は「自宅より病院で最期を迎える」ことが主流になりましたが、今後は医療現場の負担や高齢者人口の増加により、在宅医療のニーズがさらに増える見込みです。

青葉区では、24時間365日の体制で対応できるよう、医師・歯科・薬剤師・訪問看護がチームで動ける仕組みづくりが進められているとのことでした。

アロマテラピーが在宅医療でサポートできること

アロマテラピーは医療行為ではなく、医師の許可が必要な場面もありますが、以下のようなサポートの可能性があります。

生活の質を支えるアロマの働き

  • 臭いの対策
  • 患者さんやご家族の心のケア
  • お肌のケア(保湿・乾燥予防)
  • 感染予防としての衛生的な環境づくり
  • 不安緩和やリラックスのサポート

精油の持つ香りや植物成分は、“治療”ではなくとも、生活の質を支える存在になり得ます。

医療現場での導入について

風ら花に来てくださる訪問看護師の方がお勤めの医療機関では、アロマテラピー導入に理解のある医師がいらっしゃるとのお話でした。

医療機関がアロマを導入するにはコスト面の課題もありますが、患者さんのご家族が「香りとして楽しむ」などの形で取り入れることは比較的やりやすいと思います。

アロマは患者さん・家族・医療者すべてを支える

アロマテラピーは、患者さんだけでなく、そばで支えるご家族の心にも働きかけます。

そして医療現場で働く方々にとっても、香りは深いリラックスの助けになることがあります。

植物の力は、最期の時間を穏やかに、安心して過ごすためのサポートにもなり得ると感じています。

🌿アロマテラピーを日常に取り入れたい方へ

健康寿命をのばすための、体調や心に寄り添う精油の使い方を知りたい方は「アロマアドバイスセッション」 をご覧ください。

ご自身やご家族に合わせた精油選びと活用法をお伝えしております。

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