レモン精油の効能と使い方|むくみ・デトックス・リフレッシュに役立つ精油


カットされたレモンと丸ごとのレモン

横浜アロマスクール【風ら花】がお届けする精油辞典シリーズ。

今回は、爽やかな柑橘の香りで心と身体の循環を良くしてくれるレモン精油をご紹介いたします。

なんとなく身体が重い。

むくみが気になる。

気持がモヤモヤする。

そんなとき、身体も心も滞りを起こしているとき

レモン精油は香りでも、成分でも滞りを流してくれます。

爽やかな香りがモヤモヤする気分をすっきりとさせ、リンパや血液の循環を促す成分が、身体をデトックスしてくれます。

また、使用時間には注意が必要ですが、美白の働きもある、うれしい精油でもあります。

今回の記事はそんな優れた働きのあるレモンの魅力をお伝えしてまいります。

精油プロフィール

学名:Citrus limon

科名:ミカン科

抽出部位:果皮

抽出方法:圧搾法

主な産地:イタリア、スペイン、ブラジルなど

植物としての特徴

レモンはミカン科の常緑低木で、原産地はインドと考えられており、現在はイタリアやスペインなど地中海沿岸を中心に世界中で栽培されています。

黄色く鮮やかな果実が特徴で、爽やかな酸味と香りは料理や飲み物など、日常生活の中で広く親しまれています。

精油は果皮を圧搾して抽出されるため、果実そのものの生き生きとした香りがそのまま閉じ込められています。

果皮には芳香成分が豊富に含まれており、柑橘系精油の中でも特にフレッシュで清潔感のある香りを持つ精油です。

歴史や文化背景

レモンは古くからヨーロッパや中東で薬用・食用として活用されてきた植物です。

中世ヨーロッパでは感染症の予防や解毒に用いられ、壊血病の予防にも役立てられてきた歴史があります。

アロマテラピーの世界でも古くから使われており、清潔感のある香りと幅広い作用から、家庭のセルフケアに欠かせない精油のひとつとして定着しています。

香りの特徴

キリッとした爽やかな柑橘系の香りで、フレッシュで清潔感のある印象を与えます。

気分をスッキリとリフレッシュさせてくれる香りで、朝の目覚めの芳香浴や、気持ちを切り替えたいときにもおすすめです。

同じ柑橘系のオレンジ・スィートと比べると、より爽やかでシャープな印象の香りです。

芳香成分類と主な作用(多い順)

モノテルペン炭化水素類(リモネンなど)

  • うっ滞除去作用
  • 抗ウイルス作用など

ラクトン類(フロクマリン類)※微量

  • 光毒性(皮膚塗布後の直射日光により、シミや皮膚トラブルの原因になることがあります)

これらの成分により、リンパや血液の流れを促し、身体の巡りを整えることが主な作用です。ただし、フロクマリン類の光毒性には十分な注意が必要です。

レモン精油の禁忌・注意事項

レモン精油にはフロクマリン類が含まれており、光毒性があります。

皮膚に塗布した後に直射日光に当たると、シミや皮膚トラブルが起きる場合がありますので、日中の皮膚への使用は避けてください。

皮膚刺激もありますので、植物油で希釈して使用し、敏感肌の方は事前にパッチテストを行うことをおすすめします。

NARD認定校講師からのコメント

レモン精油は、オレンジ・スィートと主成分が同じモノテルペン炭化水素類なので、うっ滞除去が主な作用です。

香りも爽やかですし、心も身体も重い時に、デトックスしたいときに使いたくなる精油です。

フロクマリン類という光毒性の成分が含まれており、皮膚に塗布した後に直射日光に当たると皮膚トラブルが起きるため、日中のトリートメントではほとんど使用しておりません。

一方で、美白作用もあるため、お帰りの時間が直射日光のない時間帯のお客様のフェイシャルケアには、同じく美白の働きのあるセロリとブレンドして使うことがあります。

循環も良くなるので、とても白さが出て、お客さまにも喜んでいただいております。

ただし皮膚刺激もあるので、慎重にお肌の状態を拝見させていただきながら、使用しております。

また、オレンジ・スィートに比べてより爽やかな香りなので、空気清浄用のルームコロン作りにも大活躍です。

爽やかな空間スプレーを作りたいときにも重宝しています。

ルームコロンでしたら、お肌に触れなければ光毒性の危険性も軽減されますので、日中使用の場合は芳香浴としての使用がおすすめです。

この記事を書いた人

風ら花主宰 メディカルアロマ講師 石坂桂子

レモン精油の使い方

レモン精油は、芳香浴・スプレー・光毒性を注意しながらボディトリートメントとフェイシャルケアなどに活用できます。

風ら花おすすめレシピ

デトックスボディトリートメントオイル

※夜間または直射日光が当たらない時間帯にご使用ください。

  • レモン 2滴
  • ジュニパー 1滴
  • ホホバ油 10ml

【作り方】

  1. ビーカーに精油を必要滴数入れてブレンドします。
  2. 1.にホホバ油を入れて混ぜます。
  3. 遮光瓶に入れて保管します。

【使い方】

よく混ぜてから、むくみが気になる脚やお腹まわりにやさしくなじませてください。

使用後は直射日光を避けてください。

1か月以内に使い切るようにしてください。

空気清浄ルームスプレー

  • レモン 3滴
  • サイプレス 2滴
  • ホーウッド 2滴
  • 乳化剤 数滴
  • 精製水 20ml

【作り方】

  1. 精油をビーカーに必要滴数入れてブレンドします。
  2. 1.に乳化剤を入れて混ぜます。
  3. 2.に精製水を入れて混ぜます。
  4. 20mlのスプレー瓶に入れてよく振って使います。

【使い方】

よく振ってから、お部屋の空間にスプレーしてください。

衣類や寝具へのご使用はシミになる場合がありますのでご注意ください。

まとめ

レモン精油は、爽やかな柑橘の香りで身体の巡りをととのえ、日常のセルフケアに幅広く活躍する精油です。

光毒性への注意を守りながら上手に活用することで、その豊かな作用をしっかりと生かすことができます。


【デトックス精油記事】


メディカルアロマをもっと知りたい方へ

精油の心地よい香りを楽しむことで、自律神経やホルモン、免疫の働きにも影響を与え、心と身体のバランスを整える力を持っています。

さらに植物の成分を理解することで、薬を使う一歩手前のケアとして、日々の暮らしの中でとても頼もしい存在になります。

風ら花では、精油を香りとして楽しむ使い方と、成分と作用から理解する「メディカルアロマ」としての使い方の両方から、精油を丸ごと有効活用する方法をお伝えしています。

自己流だと、どうしても判断に迷って、濃度を控えめにしてしまいがち。

疑問をその場で確認しながら学ぶことで、精油の力を安心して引き出せるようになります。

精油が、より深く、あなたの暮らしに応えてくれるようになります。

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