
日々の感情の揺れ
生きていると、さまざまな感情が湧き上がります。
穏やかで嬉しい気持ちになる日もあれば、不安や悲しみ、怒りを感じる日もあります。
特に人間関係の中では、感情の揺れが大きくなることがよくあります。
家族、友人、パートナー、職場の人との関わりの中で、嬉しい瞬間もあれば、心がざわつく出来事も起こります。
嫌な感情が湧くときこそヒントがある
喜びや嬉しさは私たちを傷つけませんが、悲しみ・怒り・ショックといった感情は、自分を深く消耗させます。
たとえば、誰かとの会話で急にモヤッとしたり、悲しさが込み上げたりする瞬間がありますよね。
そんなときは、
「私はなぜこんなに不快に感じたのだろう?」
と自分に問いかけてみてください。
それは、あなたが大切にしている価値観が傷ついたサインかもしれません。
大切にしたい価値観の発見

では、どうあったら心地よかったのでしょうか。
そこに、あなたが大切にしたい価値観が隠れています。
例えば、あなたが「誠実さ」を大切にしているなら、誰かの言動に誠実さを感じられないとき、強い感情が湧くかもしれません。
私自身も、一方的に意見を押し付けられたとき、尊重されていないように感じて不快だった経験があります。
その経験から「私はお互いを尊重し、信頼し合える関係性を大切にしたいのだ」と気づきました。
ネガティブな感情にこそ価値がある
ネガティブな感情はただつらいだけのものではありません。
その奥には、あなたが何より大切にしたい価値観が隠れています。
「こうされると嫌」「こう扱われると苦しい」
その裏には必ず、
「私はこうしてほしい」
「私はこれを大切にしている」という本音があります。
気づいた瞬間、癒しが生まれます。
そしてその気づきは、これからの人生の指標となり、同じようなつらいパターンを繰り返さなくなる力にもなります。
人間関係ごとに異なる“価値観”
恋愛関係、家族関係、仕事の人間関係──
分野が違えば、あなたが大切にしたい価値観も違ってきます。
恋愛では「安心感」かもしれませんし、
仕事では「丁寧さ」や「誠意」かもしれません。
人間関係は、実は自己理解の宝庫です。
自己分析は自分を大切にする時間

感情を丁寧に見つめることは、自分を大切にする行為そのものです。
自分の感情に正直になることで、何を求めていて、何を大切にしたいのかが見えてきます。
嫌な気持ちが湧いたとき、相手を責める前に、まず自分の内側を静かに見つめてみてください。
もしひとりでは分析が難しいと感じる場合は、風ら花でタロットや星読みを使いながら、あなたの価値観や心のテーマを一緒にひも解いていくこともできます。
必要なときは、どうぞ気負わずにご相談くださいね。
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