ユーカリ・ラディアタ精油の効能と使い方|風邪のひきはじめの喉・鼻の不調に


ユーカリ・ラディアタの細長い葉と枝の様子

横浜アロマスクール【風ら花】がお届けする精油辞典シリーズ。
今回は、喉や鼻に違和感を感じたときに頼りになる精油、ユーカリ・ラディアタ精油をご紹介いたします。

唾液を飲み込んだとき、あれ?なんだか喉に違和感がある。
鼻をすすったとき、鼻の奥にひりつくような感覚がある。

あれ?もしかして風邪のひきはじめ?

そんなふうに感じることはありませんか。

大事な予定が続いていて、できれば体調を崩したくない。
ここで悪化させずに、なんとか整えたい。

そんなときに、ユーカリ・ラディアタ精油が役立ちます。

喉や鼻に起こった炎症や粘液の停滞をやわらげ、呼吸を楽にしてくれる精油です。

そんな働きを持った一本です。

このの記事では、ユーカリ・ラディアタ精油の作用や使い方、注意点まで詳しくお伝えいたします。

精油プロフィール

  • 学名:Eucalyptus radiata
  • 科名:フトモモ科
  • 抽出部位:葉
  • 抽出方法:水蒸気蒸留法
  • 主な産地:オーストラリアなど

植物としての特徴

ユーカリ・ラディアタはフトモモ科の常緑高木で、オーストラリアを中心に広く分布しています。

ユーカリは600種類以上あるといわれていますが、その中でもラディアタ種は比較的穏やかな作用を持つことで知られています。

細長い葉を持ち、爽やかな芳香を放つ植物で、空気を浄化するような印象を持つ植物です。

乾燥した環境でもたくましく育つ生命力の強い植物であり、外敵や微生物から身を守るための成分を豊富に含んでいます。

この植物から水蒸気蒸留法で抽出したものがユーカリ・ラディアタ精油です。

歴史や文化背景

ユーカリは古くからオーストラリアの先住民アボリジニによって活用されてきました。

葉を傷口に当てたり、蒸気を吸入することで呼吸器の不調をケアしたりと、生活の中で役立てられてきた植物です。

ユーカリは「天然の消毒剤」とも呼ばれ、空気の浄化や感染症対策に役立つ植物として広く知られるようになりました。

その中でもユーカリ・ラディアタは、ユーカリ・グロブルスよりも作用が穏やかで、家庭でも使いやすい精油として親しまれています。

香りの特徴

すっきりとした清涼感のある香りで、ユーカリ・グロブルスに比べてやわらかく、やさしい印象を持つ香りです。

ツンとした刺激が比較的少なく、呼吸を深くしたくなるような軽やかさがあります。

空気をリフレッシュさせたいときや、気分を切り替えたいときにもおすすめです。

芳香成分類と主な作用(多い順)

酸化物類(1,8-シネオールなど)

  • 去痰作用
  • のどや鼻の炎症緩和
  • 抗ウイルス作用など
  • 免疫焼成

モノテルペン炭化水素類(α-ピネンなど)

  • 抗炎症作用
  • 抗ウィルス作用など

モノテルペンアルコール類(α-テルピネオールなど)

・抗感染作用(抗菌作用、抗ウィルス作用など)
・免疫調整作用など

これらの成分により、風邪やインフルエンザなどの感染症対策、呼吸器の不調のケア、免疫サポートに役立ちます。

ユーカリ・ラディアタ精油の禁忌・注意事項

比較的穏やかな精油ですが、原液での使用は刺激になるため注意が必要です。

皮膚に使用する場合は植物油などで希釈して使用してください。

小さなお子様や敏感な方にも比較的使いやすい精油ですが、使用量には配慮し、事前にパッチテストを行うことをおすすめします。

NARDアロマスクール認定校の講師からのコメント

27年前にメディカルアロマに出会って以来、風邪を引きやすく、喉が弱かった私を、ラヴィンツァラとともに支え続けてくれている、使用頻度の高い精油のひとつです。

この精油のおかげで、風邪を引く頻度がかなり少なくなり、風邪で病院に行くことも、抗生物質を飲むこともなくなりました。

喉の痛みは本当に不快な症状ですが、その対処法があることで、安心して過ごせるようになり、人生が変わったといっても過言ではありません。

本当に恩人のような存在の精油です。

香りも爽やかで、空間にスプレーすると、気持ちも頭もすっきりして、やる気が出てきます。

アロマテラピーというと「リラックス」というイメージが強いかもしれませんが、このユーカリ・ラディアタのように、心身をリフレッシュさせてくれる精油もあります。

この記事を書いた人

風ら花主宰 メディカルアロマ講師 石坂桂子

ユーカリ・ラディアタ精油の使い方

ユーカリ・ラディアタ精油は、芳香浴・スプレー・トリートメントオイルなど幅広く活用できます。

呼吸を整えたいときや、風邪予防のケアにおすすめです。

風ら花おすすめ処方

喉と鼻の不快をやわらげるブレンドオイル(1回分)

  • ユーカリ・ラディアタ 2滴
  • ラヴィンツァラ 2滴
  • ティートゥリー 1滴
  • ホホバ油 5ml

【作り方】

  1. ビーカーに精油を必要滴数入れてブレンドします。
  2. 1.にホホバオイルを入れて混ぜます。

【使い方】

喉や鼻の横に少量塗布してください。

※完全に風邪をひいてしまってから使用するのではなく、ひきはじめの違和感を感じたその時にすぐ使うのがポイントです。
※濃度が5%と比較的高濃度のため、様子を見ながら、強いと感じた場合は滴数を調整してください。

リフレッシュ&感染予防のアロマスプレー

  • ユーカリ・ラディアタ 3滴
  • ティートゥリー 2滴
  • ローズマリー・シネオール 2滴
  • 乳化剤 数滴
  • 精製水 20ml

【作り方】

  1. 精油をビーカーに必要滴数入れてブレンドします。
  2. 1.に乳化剤を入れて混ぜます。
  3. 2.に精製水を入れて混ぜます。
  4. 20mlのスプレー瓶に入れてよく振って使います。

【使い方】

よく振ってから、空間やマスク、ハンカチなどにスプレーしてください。

まとめ

ユーカリ・ラディアタ精油は、呼吸器の不調や感染症対策に心強い精油です。

違和感を感じたときにそのままにせず、早めに使うことで、変化を感じやすくなります。

健康な身体を保つためには、精油に頼るだけでなく、自分の身体との対話もとても大切です。
異変に気づいたときにすぐ対処することで、未然に防げることも多くあります。

その気づきとケアをサポートしてくれるのが、アロマテラピーの精油です。

症状がしっかり出てしまった場合は、そのままにせず、医療機関のサポートも得るようにしてください。


【のどや鼻の不調に効果的な精油】

  • ラヴィンツァラ
  • ローズマリー・シネオール
  • ローレル

メディカルアロマをもっと知りたい方へ

精油の心地よい香りを楽しむことで、自律神経やホルモン、免疫の働きにも影響を与え、心と身体のバランスを整える力を持っています。

さらに植物の成分を理解することで、薬を使う一歩手前のケアとして、日々の暮らしの中でとても頼もしい存在になります。

風ら花では、精油を香りとして楽しむ使い方と、成分と作用から理解する「メディカルアロマ」としての使い方の両方から、精油を丸ごと有効活用する方法をお伝えしています。

自己流だと、どうしても判断に迷って、濃度を控えめにしてしまいがち。

疑問をその場で確認しながら学ぶことで、精油の力を安心して引き出せるようになります。

精油が、より深く、あなたの暮らしに応えてくれるようになります。

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