オレンジ

アロマ初心者さんから、よく頂くご質問

オレンジ・スィート、オレンジ・ビター、マンダリンはどう違うの?

このご質問には2つの意味があります。

その元となる植物の違い
そして、精油成分による効果の違い。

以前、投稿した記事に前者の植物の違いについて書きました。

オレンジ・ビター、オレンジ・スィート、マンダリン精油の違い

今回は、香りについて、そして精油成分による効果ご紹介したいと思います。

精油の作用について

まず、精油が人に与える作用については

精油の作用は香りを嗅ぐことによる芳香作用
皮膚塗布することによる成分的な薬理作用があります。

※香りの作用はそれぞれの好みがあるので個人差があり、絶対的な
ものではありません。

この2つのアプローチによる作用が総合して、働くので
影響の仕方は一様ではなく、個人差があることを予めお伝えしておきます。

オレンジスィートの香りの作用

 

オレンジ・スイートは爽やと甘さがあるオレンジの香り

果物のネーブルオレンジをむいた時の香りをイメージして頂けると分かりかすいと思います。

私の意見としては、3つの中では一番癖が少なく、万人受けする受け入れやすい香り。

香りの作用は優しく癒されますのでリラックス作用があります。

オレンジ・ビターの香りの作用

スィートよりも甘さが抑えられた苦みのあるオレンジの香りです。

私の意見としては、3つの中では一番、大人な香り。

香りの作用は不安を落ち着かせ、リラックス作用があります。

マンダリンの香りと作用

日本のみかんに近い香り。
オレンジ・スィートよりも少し、苦み感があり、少し、癖がある。

私の意見では、こたつでミカンを食べた、昔を思い出して心暖かくなる、郷愁感を感じる香り。

香りの作用は緊張をほどきリラックス作用があります。

主成分は3つとも同じです

オレンジ・スィートも、オレンジ・ビターもマンダリンも主成分は同じです。

「モノテルペン炭化水素類」が90%以上含まれています。

ルームスプレーなどにして噴霧「空気清浄作用」

植物油などに希釈して皮膚に塗布すればむくみ緩和デトックス便秘二日酔い緩和などの作用があります。

違いは、マンダリンには「アントラニル酸ジメチル」という成分が入っていること。

「強力な抗不安作用」があります。

3つのどの精油も香りとして、メンタルに効果的です。

成分的なところを考えると、不安感が強い時はマンダリンが特にお勧めです。

ただし、香りの好みも重要ですので、香りをかいで一番好きと感じるものを使われるのがよいですね。

禁忌・注意事項

ミカン科の果皮を圧搾してとった精油は皮膚の刺激があります。

3つとも、皮膚塗布する場合は必ず、植物油などに希釈して使用しましょう。

また、「オレンジ・ビター」には光毒性があります。

塗布した後に直射日光に当たると、皮膚トラブルが起きる
可能性があります。

塗布した後、4~5時間は直射日光にあたらないようにしましょう。

まとめ

精油を選ぶ際のポイントはできれば、香りをかいでピンとくるもの。

好きな香りを選ばれるのが一番お勧めです。

もし、お近くにショップがなく、手に入れたい場合は「オレンジ・スィート」の香りが一番、癖が少なく、無難です。

チョコレートはビターが好き!な大人な感覚が好きな方はちょっと苦みがあるの「オレンジ・ビター」が良いかもしれません。
ただし、皮膚塗布の場合は光毒性に注意です。

庶民的で親し似やすく、安心する香りが好きそうな方は「マンダリン」がよいかもしれません。

不安感がある方、緊張しやすい方は「マンダリン」はよいかもしれません。

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