メディカルアロマスクールなのに、なぜ星読み?


メディカルアロマと占星術の関係をイメージした、星空とハーブが広がる幻想的な風景。

「アロマのスクールなのに、なぜ星読みもやっているんですか?」

メディカルアロマスクールの説明会で、よくいただくご質問です。

確かにメディカルアロマなのに占い?という印象を持たれる方にとっては不思議かもしれませんね。

現代では、医療、アロマテラピー、占星術、哲学、天文学は、それぞれ全く別の分野になっています。

医療は国家資格が必要な専門職。

アロマテラピーは民間療法。

占星術は占いというイメージを持たれる方も多いと思いますので、全く違う分野のものをやっていると思われるのも無理はありません。

けれど、歴史をたどると、もともとは別々ではありませんでした。

どれも人間が健康に生きるために。

そして幸せに生きるために。

1人の人が何役も担ってやっていたんです。

かつて、それはひとつだった

17世紀のイギリスの薬草学者ニコラス・カルペッパーは、植物と天体との関係を重視した人物として知られています。

体調不良の方に対して、生年月日や患者が病気になった瞬間の天体の状態を参考にしながらハーブを選んでいたといわれています。

10〜11世紀のイスラム世界で活躍したペルシャ出身のイブン=シーナー(西洋名:アヴィセンナ)は、医学・哲学・科学・天文学など多岐にわたる分野で業績を残し、その研究は後のヨーロッパや世界中の学問に多大な影響を与えた人で有名です。

私は最初、現代の認識で知ったとき、お医者さんでもあり、哲学者でもあり、科学者でもあり、天文学者でもあったんだと、とても驚きました。

また、古代ギリシャの医師ヒポクラテスの言葉として有名なものに

“A physician without a knowledge of Astrology has no right to call himself a physician.”

(占星術の知識を持たない医師は、自らを医師と呼ぶ資格がない)

という言葉があります。

この言葉については本当にヒポクラテス本人の言葉なのか議論もあるようですが、それでも当時は医療と天体の知識が深く結びついていたことがうかがえます。

・・と歴史的な視点をいろいろとお伝えしましたが、私と同じように、みなさまも現代の感覚からすると驚くかもしれません。

けれど歴史の中では、医療、薬草学、哲学、天文学は、今ほど細かく分かれてはいませんでした。

人間とは何か。

健康でいつまでも若々しく生きるにはどうしたらいいのか。

そうしたことを探究する中で、植物も星も必要だったのです。

私はメディカルアロマから始まりました

ハーブや芳香植物と精油ボトル、芳香分子の構造式が描かれたメディカルアロマをイメージした風景。

私のお話になりますが、私がメディカルアロマと出会ったのは、自分自身の身体の不調がきっかけでした。

風邪を引きやすい。

喉が弱い。

そんな悩みを抱えていた頃に精油と出会いました。

使い続けるうちに、少しずつ身体が変わっていきました。

風邪を引く回数が減り、喉の弱さも改善されていきました。

その体験が、メディカルアロマの世界への入り口でした。

当時の私は、まず精油の成分や作用に興味を強く持っていました。

なぜ植物が身体に働きかけるのか。

なぜこの精油はこういう作用を持つのか。

その仕組みを知ることが楽しくて仕方ありませんでした。

精油の深さを肌で感じるようになった

けれど、日常に精油を取り入れ、身体が健康になっていくにつれて

精油は身体だけに働くものではない。

目には見えない部分の心や精神にも作用する。

気持ちが軽くなったり、前向きになったり、安心感をもたらしてくれたりする。

生命力も高めてくれる。

成分分析だけでは語りきれない部分があることを、実際に体験するようになっていったのです。

そして次第に、

「人間が健康でいるためには、幸せな気持ちで過ごすには肉体の健康だけではない」

という思いが強くなっていきました。

「占星術とハーブ」との出会い

月と満天の星が輝く夜空と、植物が静かに広がる幻想的な風景。占星術と自然とのつながりをイメージした画像。

そんな頃に出会ったのが、「占星術とハーブ」の講座でした。

植物に関わるものには自然とアンテナが立つ私は

「面白そう!」

という気持ちで速攻、学び始めました。

そこで芳香植物と占星術は、かつて人間の健康を支える知恵として共に扱われていたことを知りました。

とても衝撃的でした。

占星術は単なる占いではなく、心の健康にも関わるものだったということ。

その人の性質や人生のテーマ、心の動きを読み解く学問でもありました。

もっと知りたい。

もっと深く学びたい。

そう思うようになっていきました。

タロットやダウジングとの出会い

タロットカードとダウジングペンデュラムが置かれたテーブル。内なる声や潜在意識との対話をイメージした風景。

その後、お客様のお悩みに寄り添う中で、タロットやダウジングとも出会いました。

それらは私にとって、未来を当てる道具ではありません。

自分自身の内なる声や、普段は気づかない想いに耳を傾けるためのツールでした。

そして不思議なことに、ここでも私はまた同じ感覚になりました。

アロマも。

占星術も。

タロットも。

入り口は違うのに、目指すゴールは一緒なんだという感覚。

逆をたどったら、もともとひとつだった

私はメディカルアロマを学びました。

その後、占星術を学びました。

タロットやダウジングも学びました。

どれも別々の分野だと思っていました。

ところが学べば学ぶほど、それぞれがつながっていました。

身体。

心。

魂。

どこに働きかけるのかというアプローチは違っても、どれも人間をより良くしようとするもの。

どれも人が健康に、幸せに生きるためのものという確信が強くなりました。

そしてアロマテラピーや占星術の歴史を知れば、知るほど、深く腑に落ちるものがありました。

昔はひとつだった。

歴史の様々な事情の中で、分業化されていき、別々のものになっていきました。

私はそれとは逆に、入り口は別々で学んでいったけど

歴史の流れを逆にたどるようにして、もともとひとつだった場所へとたどりつきました。

行き着いたとき、そして、それに気が付いたとき、私にとって、まさに目からうろこのような、とても感動的な発見でした。

だから私の中では別々ではない

植物療法、占星術、タロットがひとつの光で結ばれた幻想的な風景。身体・心・魂を統合的に見る世界観を表現したイメージ。

私の中では、メディカルアロマも、星読みも、タロットも別々のものではありません。

役割は違います。

身体に働きかけるもの。

心に働きかけるもの。

魂に働きかけるもの。

けれど見ているのは、いつも同じひとりの人間です。

人間は身体だけでもありません。

心だけでもありません。

魂だけでもありません。

そのすべてが調和してこそ、本当の意味での健康や幸せにつながるのだと、数十年私自身の経験から感じています。

だから私はメディカルアロマスクール・サロンの中で星読みセッションメニューも取り入れております。

そして、どれもエンタメ系ではなく、シリアス系の深く深く分析して、深いところに働きかけるタイプのものを提供しています。

なぜなら、私はみんな一様ではなく、その方を1人の人として丸ごと見ていきたい。

それが風ら花のスタイルであり、私が大切にしていることだからです。

この記事を書いた人

風ら花主宰 メディカルアロマ講師 石坂桂子

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